ネズミのほとんどは夜行性で、人間が寝ている間に食料を盗み食べることから、
「寝盗み」が転じてネズミという名前になったと言われています。
ネズミの前歯は一生伸び続けるため、
常に何か硬いものをかじって前歯をすり減らす習性があります。
硬いものをかじらないまま放置しておくと、伸びた前歯が口を塞ぐ形になり
食べ物を口に入れられずに餓死してしまいます。
ネズミは繁殖力が旺盛で、世界中のあらゆる場所に生息しています。
ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種類のネズミをイエネズミと呼び、
人間社会にとってもっとも身近なネズミであるといわれています。
また、人間や環境に害を与える衛生害獣として駆除の対象になっています。
体長15~20cm、体重150~200g。
尾が長いのが特徴で、頭から胴体までの長さを超える。
耳が大きく、前に倒すと目が隠れる。
元々は東南アジアの森林に生息し、温かい場所を好む。
木の上り下りをしていたために垂直の移動が得意。
英名で屋根ネズミ(roof rat)とも言われ、家庭の天井裏でゴソゴソしているのは
クマネズミであることが多い。70年代から都市のビルにも適応して増殖している。
体長20~25cm、体重150~500g。
頭から胴までの長さより尾は短く、クマネズミに比べ耳も小さい。
元々は中央アジア原産で、下水や河川の周囲など湿った土地を好む。
泳ぎは得意だが、高いところに登るのは苦手で、地表か地下で生息している。
地下鉄や地下街で見かけるのはたいていこのドブネズミ。
寒さに強く、深雪地帯では雪の下にも棲むことができる。
体長6~9cm、体重10~20g。
小型で穀物を好み、活発に動かないのであまり目立たない。
畑の周囲や港湾周辺の倉庫に棲むことが多い。
渇きに強く、水がなくても食物の水分だけで長期間生き延びることができる。
一度に6~8匹出産、3~4週間程度で性成熟し子供が産めるようになる。